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歩くことが好きな人間が海外や日本を歩きながらのんびり更新するブログ

Explore London - Jack the Ripper

元々犯罪心理学や、推理小説シリアルキラーに興味関心があるため、Jack the Ripper Tour についてはロンドンにいるうちに必ず参加したいアトラクションの1つでした。

基本、どこか別の国を訪れると現地のフリーツアーに可能な限り参加してはいるのですが、Jack the Ripper tourについては、基本£10前後の料金がかかることもあり、出し渋っていました…好きならお金出して行くべきなのだと思いますが、いかんせんロンドン生活が高い…

と、遂に行くかと調べ始めてみたら、一ヶ所だけフリーツアーを実施しているではないですか!なんたる朗報。早速申し込み、行ってきました。

毎日18時から、Aldgate駅近くにある教会から出発…何故そこから出発なのかはツアー参加するとわかります。内容は書きませんが、本当に参加した方がいいツアーの1つです。

Jack the Ripper好きだけではなく、Victria eraが好きとか、もっとロンドンの貧困層や闇の部分を知りたい人にもおススメ。日本では習わないことを現地を巡りながら知ることが出来るかなり良い機会です。あの時代の女性達の人権や生活の悲惨さを学び、改めて今生きていることの幸せを噛み締めました。

途中にあるストリートアート

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ツアーの通り道にあり、かなりアピール上手だなと関心。ガイドさんも、この向上心に感動したと言っていました。

“Chronicle Five”と呼ばれる、確実にJack the Ripper による犯罪だと考えられている被害者5人の殺害された現場を巡りながら、最後は多くの人々で賑わっているCommercial Streetで終了。そこから、一歩入ったところで殺害されていたりと、かなり大胆な犯行をしていたのだと改めてわかりました。訪れる価値ありです。


Jack the Ripperについては、つい先日最新のDNA鑑定により遺留品から犯人が確定するのではないかと発表がありました。また、その他の視点から犯人に迫るドキュメンタリーがBBCにてやっていました。かなり興味深く、さまざまな視点から犯人を捉えようとしていてオススメです。現在でも多くの人を魅了するシリアルキラー Jack the Ripper 、謎は謎のままの方が魅力は保たれるかもしれませんね。

余談ですが、English Opera Theatreにて新しく作られたオペラを観てきました。その名もJack the Ripper、ただしあの時代に生きていた女性にフォーカスを当てていて、犯人自体は出てはきません。主役となる人物もいるのはいるのですが、犠牲者全員が準主役と言えるくらい、俯瞰的なオペラになっていました。演出も凝っていて、女性同士の対立や、あの時代の女性の立場などを考えると、観るのが厳しい部分もありますが、可能な限り忠実に再現している結果だと思います。短期間だったので、観ることが出来て良かったです。